同じ香りなのに、「感じる日」と「感じにくい日」がある理由

― 香りは、いつも“体の今”を映している ―
「前はすごく心地よかったのに、
今日はあまり感じないな…」
「この香り、前は苦手だったのに、
最近ちょっと好きかも…?」
香りを日常で使っていると、
こんな変化に気づくことがありますよね。
実はこれ、とても自然なこと。
香りはいつも一定なのに、
私たちの“感じる側”が変わっているんです。
今日は、
なぜ同じ香りでも
感じる日・感じにくい日があるのか。
そして、
感じ方そのものが変わっていく理由を、
ヨガと瞑想の視点も交えて
やさしく紐解いてみますね。
香りは「評価」ではなく「反応」

まず大前提として。
香りは
「良い・悪い」
「合う・合わない」
で判断するものではありません。
香りは、
今の体と神経がどう反応しているか
を教えてくれるサインのようなもの。
嗅覚は、五感の中で唯一、
感情や記憶を司る
扁桃体・海馬に
ダイレクトにつながっています。
だから香りは、
「考える前に、反応する」
んですよね。
つまり、
香りをどう“感じるか”は、
その日の体調、神経の状態、
心の余白によって
自然と変わります。
感じる日・感じにくい日は、体調の反映

香りをよく感じる日は、
こんな状態であることが多いです。
・呼吸がある程度深い
・体に余分な緊張が少ない
・神経が「安全」だと感じている
この状態だと、
嗅覚からの情報が
スッと脳に届きます。
一方で、
香りをあまり感じない日は、
・疲れが溜まっている
・頭がフル回転している
・無意識に力が入り続けている
そんなことが多い。
これは
香りがダメなわけでも、
センスが鈍いわけでもなくて、
神経が忙しすぎて、受け取る余白がない
だけなんですよね。
「感じにくい日」は、ダメな日じゃない

ここ、すごく大事です。
香りを嗅いで
「あれ?よくわからないな」
と感じる日。
それは失敗でも、後退でもありません。
むしろ、
「今、体はかなり頑張ってるよ」
「ちょっと休みたいよ」
という、
体からの正直なメッセージ。
そんな日は、
香りで何とかしようとせず、
・呼吸を一つ深くする
・肩や顎の力を抜く
・静かに香りを“置いておく”
それだけで十分なんです。
香りは、
整えようとしなくても、
余白ができた瞬間にちゃんと届く
そんな存在です。
感じ方は「変わっていく」
もうひとつ、
とても面白い変化があります。
それは、
香りの好みが変わること。
以前は
「ちょっと苦手だな」
「強く感じるな」
と思っていた香りが、
ヨガや瞑想、
呼吸やセルフケアを続けているうちに、
「あれ?悪くないかも」
「今の自分には、これ心地いい」
と感じられるようになることがあります。
これは、
・感覚が繊細になった
・体の緊張が抜けてきた
・神経が安心を覚えた
そんな変化の表れ。
体が整ってくると、
香りを「防御」ではなく
「情報」として
受け取れるようになるんです。
香りは“今の自分”を映す鏡

だから、
・今日はよく感じる
・今日は感じにくい
・前は苦手だった
・今は心地いい
どれも正解。
香りは、
今のあなたの体と心を
そのまま映しているだけなんですよね。
ヨガや瞑想で
「今日は集中できないな」
という日があるのと同じ。
それも含めて、
今の自分を知る時間。
トリガーとしての香り、そして本来のアロマ

今回は、
香りを「戻る合図(トリガー)」
として使う視点でお話ししています。
でももちろん、
アロマテラピーはそれだけではありません。
植物の精油は、
・芳香成分を吸入する
・皮膚から取り入れる
ことで、
植物が持つ成分が
実際に体の中で働きます。
これは
メディカルな場面でもお役に立ってくれるアロマテラピーの大切な側面。
ただ、
日常に取り入れる第一歩としては、
まず
「感じる」「気づく」「戻る」
この入口がとてもやさしいんですよね。
香りと付き合うということ
香りは、
いつも何かを変えなくていい。
感じる日も、
感じにくい日も、
感じ方が変わる日も、
全部、
体がちゃんと生きている証拠。
ヨガや瞑想と同じで、
続けることで
少しずつ“戻りやすい体”が育っていきます。
香りは、
その道のりに
そっと寄り添ってくれる存在。
次回は、
この「香りが育っていく仕組み」について、
もう一歩だけ深くお話ししますね。
同じ香りなのに、
ちゃんと届く日が増えていく理由。
それがわかると、
香りとの付き合い方が
ぐっと楽になりますよ🌿
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ハッピースマイルヨガ大宮 富澤理絵










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