BLOG

ヨガ初心者さんにおすすめ!ヨガマットの選び方

ヨガをはじめるにあたり、必要なもの、それは「ヨガマット」「ヨガウエア」ですよね。

しかしこれらは無ければヨガが出来ない、というものではありません。

究極どちらも無くたって、今すぐその場で、そのままの服装でヨガの練習はできますが、やはりしっかり身体を動かして気持ちよく汗をかき、安定してアーサナ(ポーズ)を行うためには、ツールは用意したほうが良いです。

特に「ヨガマット」に関して言えば、私個人的な考えを申し上げると、

「ヨガマットの質によって、練習の質も、感じる効果も違う」と思っております。

「え?大袈裟じゃない?しかも、無くてもできるって今ゆったばっかりじゃん」と思われるかもしれませんが、なぜヨガマットが大切か、お伝えしたいと思います。

********************************************

【目次】

  • なぜヨガマットにこだわるべきか
  • >>「すべるマット」で練習するとどうなるか
  • >>ヨガマットは大地と自分との唯一の接点 ~足裏で踏み、掌で触り、目で見て、座る~
  • ヨガマット選びで最重要視すべきは、「グリップ力」=「すべらないマット」
  • おすすめヨガマット
  • >>本当のヨガ初心者さんには
  • >>初心者だけど、ちゃんとしたものを購入したいという方には
  • >>高額でもいい!とにかく良いヨガマットを教えて!という方には
  • わたしのヨガマット購入歴・体験談

********************************************

なぜヨガマットにこだわるべきか

「すべるマット」で練習するとどうなるか

ヨガの練習(ここではアーサナ(ポーズ)の練習のことを言います)では、手や脚を大きく開いて床に安定させ、踏ん張るポーズがよく出てきます。例えば、

  • ダウンドッグ (下向きの犬のポーズ)
  • トリコナーサナ(三角のポーズ)
  • パールシュヴァコーナーサナ(側面を伸ばすポーズ)

などです。流派によっては何度も何度もダウンドッグを繰り返します。

これらの手や脚を開いて踏ん張るポーズの時に滑るマットだと、踏ん張りが効かず、ずるずる外側(力のかかる方向)へ手足が開いて行ってしまいます。そうすると、自分の心地よい幅以上に脚が開いてしまったり、それを防ぐために必要以上に脚や腕が緊張して筋に負荷がかかってしまったり、ずるずるすべる手足をいちいち戻すことで集中が途切れてしまったりします。

なによりイライラします。そのイライラは、集中を途切れさせ、呼吸を乱します。

呼吸はヨガでとても大切なものです。

マットがすべるというだけで、これだけ練習に弊害が出てきます。

反対に、すべらないきっちり踏ん張りの効くマットだったら。言わずもがなですが、集中力を高め、自分の内側をしっかりと観察しながら、安定してアーサナを行うことが出来ます。

ヨガマットは大地と自分との唯一の接点 ~足裏で踏み、掌で触り、目で見て、座る~

練習中は、ずっとヨガマットの上です。

一日の中の数十分(もしくは数分)から数時間の貴重な時間を、自分の為に使う。これがヨガの時間です。

この時間、私たちは、マットを踏みしめ、手で触り、目で見て、瞑想では腰を下ろして座り、最後はシャバーサナ(屍のポーズ)で横たわりマットに全身を預けます。

とても神聖で愛おしい大切な時間です。

この大切な時間をより快適に過ごすための相棒ヨガマットです

私たちインストラクターは毎日練習を行いますが、もちろん時には「なんだか練習する気にならない」、「今日はサボりたい」、「きっと今日は体調が悪いに違いない」といった日があります。

でも、そんな日でもとりあえずいつもの場所にヨガマットを敷いてその上に立ってみる。もしくは座ってみる。もしくは、シャバーサナで横になってみる。

すると、自然と練習をしようという気持ちが湧いて来ることがよくあります。(本当に体調のすぐれない日は、そこで身体が「今日は休みなさい」と言ってきます。)

相棒のヨガマットが背中を押してくれるんですね。

********************************************

これらの理由から、ヨガをやるなら、ヨガマットを買うなら、少しこだわってお気に入りを探して欲しいと思うのです。

ヨガマット選びで最重要視すべきは、「グリップ力」=「すべらないマット」

上記の「すべるマットで練習するとどうなるか」でお話したように、練習中マットがすべると危険であり、集中力が削がれ、練習の効果が半減すると私は感じています。

ということで、私がヨガマット選びで最重要視するのは、「グリップ力」です。

手足が乾いていようが、汗で濡れようが「すべらない」、これが一番のポイントだと思います。

まずはすべらないのが大前提で、その上で用途、予算、好みなどによって次のことを考えます。

:::::::::::::::::::

  1. 厚み(クッション性)
  2. 重さ(携帯性)
  3. 材質(におい)
  4. 大きさ・色・デザイン・耐久性

:::::::::::::::::::

1. 厚み(クッション性)

  • まず最初の一枚なら、4mm~6mmなら間違いなし。
  • 中には10mmというものもありますが、リラックス系のリストラティブヨガや、ほとんど座って行う場合は良いですが、ヨガの立位のポーズをするときに、ふかふかしすぎで安定性に欠ける場合もあります。
  • 3mmでもモノによっては良いかもしれませんが、普段使いとするともう少し厚みがあったほうが快適です。
  • 1mm~3mmはトラベル用。旅行先でも毎日ヨガの練習します!という人が「サブ」で持つマットと思うべし。携帯性はいいけど、板の間に1mmマットなんか痛くて座ってられません。パークヨガで芝生の上など、地面の安定性などがそもそも問題にならない場合などは、やはり軽いし一枚あると便利だなあと思います。あくまで「サブマット」。

2.重さ(携帯性)

  • 最初の一枚なら、スタジオに持っていく「携帯性」と使うときの「安定性」とバランスの取れたものが良い。(用途によって自宅練習用なら、重くて分厚い「ブラックマット」(3kg)などでも問題ないですが)
  • 自転車で通うのか、車で通うのか、電車で通うのか、仕事帰りに通うのか、休みの日に家から通うのか、などによってご自身の重さの許容範囲が決まってくると思います。
  • 軽いに越したことはないと思いますが、軽いものは耐久性に若干難が出てきそう。しかし、格安の粗悪品でない限り、一枚のマットを一人使ってぼろぼろにするまでには相当使い込めると思うので、始めの一枚で耐久性はそんなに気にしないで良いと思います。

3.材質

ヨガマットの材質は次のようなものがあります。

TPE(Thermo Plastic Elastomer)熱可塑性エラストマー

比較的新しくできた素材で、ここ最近のヨガマットの主流な素材として使われています。軽くて匂いが少なく、水拭きが可能でお手入れが簡単なため、扱いやすいものが多いようです。環境への配慮がされているエコな素材なのが特徴。弾力はありながら、軽量なものが多く、持ち運び用として優れているものが多いです。

PVC(Poly Vinyl Chloride)ポリ塩化ビニール

旧来からある素材。安定感があり、クッション性もよくバランスのとれた素材として、一時期はほとんどのヨガマットにPVC素材が採用されていました。比較的安価なものから高級品まであり、ホームセンターなどで量販されるヨガマットはこの素材のものが多いです。高級品では、多くのインストラクターが愛用する、一生モノのヨガマットと言われる【マンドュカ】の「ブラックマット」や「PROシリーズ」もこのPVC素材です。

天然/合成ゴム

安定した弾力、グリップ力があり滑りにくく、ヨガ愛好家が長く愛用できる素材です。天然のゴムの木の樹液から作られているので環境にもやさしいエコな素材と言えます。天然ゴムは匂いが強い傾向がありますが、合成ゴムは匂いが弱いため最近人気の素材です。

しかし、ゴムアレルギーの方は注意が必要な素材です。

畳、絨毯、コルクなど

主流なTPE、PVC、ゴムのほかにも色々な素材のヨガマットがあります。

【畳】

日本人が古来から愛用してきたもので、い草には汗や不快な匂いを吸収し、い草独特の香りで癒し効果があり、ナチュラル志向のヨギに密かに人気らしいです。

【絨毯】

オーガニックコットンの絨毯などは汗を良く吸収して、丸洗いできるものも。汗で濡れることでよりグリップ力が高まり、滑らず快適。インテリアとして敷きっぱなしにしていても違和感のないものもあります。

【コルク】

衝撃緩和に優れていて、濡れても滑りにくいという特徴があります。断熱効果もあり、冬場にうれしい素材。

********************************************

材質によってある程度傾向はありますが、正直、この材質は「すべりやすい、すべりにくい」、「高い、安い」、「良い、悪い」というのは一概に言えません。メーカーによっても違うので、できれば実際に店舗で触って確かめるのが一番ですが、それが難しい場合は、素材をある程度目安にして選ぶのが良いでしょう。

もしくは、たくさんの種類を取り扱っているサイトの比較表を参考にするのが良いでしょう。ヨガグッズ専門店の比較表は私も参考にして、インターネット上で購入することもあります。

【参考】

東京ヨガウェア2.0

東京ヨガウェア2.0「ヨガマット比較表」

4.大きさ・色・デザイン・耐久性

【大きさ】

高身長の方だと、ロングタイプのものを選んだほうが快適です。だいたいのヨガマットは180cm前後ですが、モノによっては173cmくらいのものもあります。エントリーモデルや軽量タイプに少し短め設定のものが多いように感じますので、身長の高い方は注意して選ばれたほうが良いでしょう。

【色・デザイン】

100%お好みでどうぞ。単色のものから美しい模様の入ったものまで様々あります。マットの色によって色彩の効果で結構気分が変わってくることがあります。私個人は普段集中しやすいように黒色の単色のものを使っています。しかし、たまに出かけた先のヨガスタジオのレンタルマットが色鮮やかな柄物だったりすると、それはそれで気分があがったりします。

使い始めたら、結構長いお付き合いになるので、飽きの来ないお気に入りを吟味すると良いでしょう。

【耐久性】

先ほども書きましたが、安価なヨガマットでも、マイマットとして一人で使用して、ボロボロになって買い替えが必要になるまでには、相当使い込むことが出来ると思います。(中には粗悪品で、使用回数数回でポロポロと表面がはがれてしまうものもあるようですが。)なので、もし一枚目のエントリーとしてお考えなら、耐久性はあまり考えなくてもよいと思います。しかし、もうすでにヨガを習慣にしていて、使い込む気まんまんでお探しなら、ある程度の金額のものなら(6,000円以上)ある程度の使用頻度にはほとんどのメーカーのものが耐えると思います。

おすすめヨガマット

ということで、色々な素材や選ぶポイントがあることをご紹介させていただきましたが、実際の選び方、私個人が実際に購入・所有・使用したことのあるものでの感想をご紹介したいと思います。

本当のヨガ初めてさんには

「これからヨガを始めようと思っている」、もしくは「ヨガ始めたばっかりで続けるかどうかはこれから考える」、という方は、まずホームセンターの1,000円前後のヨガマットを買ってみましょう。1,000円でしたらもし辞めてしまってタンスの肥やしになってしまっても、逆にハマってしまってすぐに良いマットが欲しくなっても、金銭的負担は少ないのでは。良いマットを買い換えたら、1,000円のマットはパークヨガなど外使い用として重宝します。さらにその先は、はさみで切ってキッチンマットの下に敷いて、断熱材や滑り止めとして使えます。

オススメは、カインズホームのヨガマット。

  • 厚さ4mmのものは、798円(税込み)/重さ950g/幅61cm・長さ175cm/PVC素材
  • 厚さ6mmのものは、980円(税込み)/重さ1.25kg/幅61cm・長さ175cm/PVC素材
  • 厚さ5mmのデザイン入りのものは1,980円(税込み)/重さ1.35kg/幅61cm・長さ175cm/PVC素材

実際6mmのものを購入して、しばらく自宅での練習に使ってみました。意外にも優秀で、普段はマンドゥカのブラックマットを使用していますが、もちろんそれに比べたらグリップ力などは劣りますが、それでも激しい練習に耐えられないものではありませんでした。1,000円以下と考えたらグリップ力も弾力性も合格です。(5mmのデザイン入りのものは母が購入して使用していましたが、若干重く、滑りやすく感じました。しかも高い。)このテのものは、ヨガメーカーのものに比べると若干柔らかい印象があるので、4mmよりは6mmのほうが、骨などが当たっても痛くなく快適ではありますが、スタジオに持ち運ぶのに、1.25kgがネックになるかどうか、悩ましいところですね。

ちなみに私は持ち運び用には、マンドゥカのエックスヨガマット5mm(1.7kg)/TPE素材を使用しています。電車移動などでは、「重いなあ」と思いながら運んでいますが、練習中の快適さを優先させて、かつ許容範囲といったところです。

その他、インターネットに無数にあるTPE素材のヨガマットを3種類ほど試しに購入してみました。

TPE素材の魅力はやはり「軽量」であること。そして他のサイトなどではグリップ力に優れていて滑りにくいとよく書いてありますが、これは”ヨガメーカーもののそれなりの値段のものに関しては”という注釈付きです。

残念ながら、インターネットで2~3,000円くらいのTPE素材のヨガマットで、グリップ力のしっかりしたものには出会えませんでした。PVC素材のカインズホームの1,000以下のもののほうが、よっぽど滑りません。

初心者だけど、ちゃんとしたものを購入したいという方には

オススメ① マンドゥカ「Welcomeヨガマット(5mm)」7,344円(税込み)

世界中のヨガ愛好家やヨガインストラクターが愛用するマンドゥカのヨガ初心者さんの為のエントリーモデル。

厚さは5mmで十分ながら1.0kgととても軽量で持ち運びもラクラク。カラーはツートーンで両面使えて経済的です。マットのセンターにラインが入っているので、目視で正しいアライメントを確認しやすいので上達も早いでしょう。

素材はTPE素材で、表面はグリップ仕上げになっていて、グリップ力も申し分ないです。

高額商品が多いマンドゥカの中でも7,000円台と手に取りやすい価格ですが、マンドゥカの製造技術を駆使して作られた品質の高いマット。まさに初心者さんにピッタリです。

オススメ② マンドゥカ「エックスヨガマット(5mm)」9,180円(税込み)

マンドゥカから新しくリリースされ、滑りにくく使いやすいと高評価で、人気の為完売するケースの多い新しいヨガマット「エックスマット」。天然ゴムと同等のグリップ力が魅力。表面はドライグリップ仕上げといって、他のヨガマットに比べて少しザラザラした印象。ヨガだけでなく、その他のワークアウトにも適しているそうです。両面ともクローズドセル構造によって、汗などの水分が浸透せず、マットの内側で細菌が繁殖することを防ぎ、衛生的に使えます。

色のラインナップがシックで、男女ともに人気だそうです。TPE素材ですが、1.7kgと少し重量感があるのが好みの分かれるところですが、他の1万円以上の高額商品と同等の安定したグリップ力と、その中では軽量であることと(安定したグリップ力を求めると2kg以上するものがほとんどです)、1万円を切るお値段(以前は8,000円台でしたが、値上がりしたようです。。)を考えると、とてもバランスの良い商品だと思います。

私も持ち運び用に購入しましたが、正解だったと思います。オススメです。

高額でもいい!とにかく良いマットを教えて!という方には

自宅練習用や置きマットに。絶対安定のマンドゥカ「ブラックマットPRO(6mm)」18,900円(税込み)~

世界中のヨガ愛好家、インストラクターが絶賛し、圧倒的な信頼を寄せているヨガマットの最高峰と言われる「ブラックマット」。
3万回以上の実験をクリアした一生モノの耐久性。超高密度ゴムを多重構造することにより、強い衝撃に耐える頑強なつくりとなっています。アシュタンガやパワーヨガなどアクティブなヨガには特におすすめです。
汗を大量にかいていてもべたつかず、強いグリップ力は変わりません。
裏面はマンドゥカ社が独自に開発した 特殊加工により、フロアとマットを強力に固定し、安定感はバツグンです。
重さは3.4kgあるので持ち歩きには不向き。自宅練習用かスタジオの置きマットとして、オススメです。

ブラックマットとありますが、同じ品質で他の色やデザインの「PRO」があります。ロングもあるので、高身長の方にも対応しています。お値段はブラックマットより高めで、2万円以上します。

私は自宅練習用として、このブラックマットを使用しています。何年も使用していますが、ヘタレるそぶりもありません。このマットの上に立つとやる気の出ない時でも、気持ちを奮い立たせてくれます。

「ブラックマット」の性能はそのままに、軽量化を実現した「PROライト(5mm)」15,120円(税込み)

マンドゥカのブラックマットの機能性はそのままに、軽量化を実現して、持ち運びも可能にしたのがProライト。最大の特徴であるグリップ力、クッション性は変わらず、厚みのみ約5mmとなりました。重さも約1.8kgと軽量化。カラーバリエーションも豊富で、定期的に新色が出て来ます。本格的なヨガスタジオのレンタルマットや常設マットで多く採用されています。

お値段はしますが、これ一枚で持ち運びもできて、自宅練習用としてのヘビーユースにも耐える、高機能のマットとして、バランスの良い商品だと思います。

JADE YOGA ハーモニープロフェッショナル(4.5mm)14,040円(税込み)

天然ゴムでつくられたナチュラル志向のヨガマット。
「グリップ力」と「クッション性」に徹底的にこだわって作られており、多くのヨギーたちから支持され、選ばれてきたJadeのヨガマットの中でも一番の人気モデルだそうです。
アメリカのFDA(米国食品医薬品局)の安全基準をクリアした製品で、安心の品質を保証されています。“環境にやさしい”ヨガマット としてエコ意識の高い方に人気。
天然ゴムだから、優れた「グリップ力」で汗をかいても滑りにくく安全で、合成ゴム(PVC, PER, TPE, EVE)で作られたマットよりも、「弾力性」と「クッション性」に優れているのでマットに体を託しても「底つき感」がなく、不快感がありません。「しっかり 硬め」という印象です。この天然ゴムの質感は好きな方は好きで、これでなきゃというくらいファンになる人もいます。

重さが1.9kgで持ち運びにギリギリ許容範囲内といったところ。

同じシリーズで「トラベル」3.2mm/1.3kg/11,016円(税込み)のものもありますが、普段使いで3.2mmは少し薄く硬い印象です。

わたしのヨガマット購入歴・体験談

以上、実際に私が所有もしくは使用した経験のあるもののなかで、お勧めできるものをご紹介させていただきました。個人的な意見なので、完全に好みが偏っていますが、それだけ「マンドゥカ」は失敗のない商品で、プロが採用する機会が多いのだと思います。

********************************************

お手頃価格(2~5,000円)でご紹介できる知識が無くて申し訳ありません。

私はヨガを始めた一番最初は、インターネットで当時一番安い980円のPVC素材の3mmのヨガマットを買いました。まず、スタジオにも通わずどんなものか体験しようと、自宅でDVDを観ながら独学で始めました。(運動習慣のない方にはいきなり独学はケガの恐れがある為、あまりオススメしません。)すぐにハマったので、ほぼ毎朝約1時間ほど会社に行く前に自宅でヨガの練習をする日が何か月かは続いたと思います。その後敷きっぱなしにしたり、ストレッチに使ったり、結構雑に頻繁に扱いましたが、始めたばかりの私には十分でした。

次に買ったものは、マンドゥカ「ブラックマットPRO」です。

その後、通い始めたヨガスタジオやスクールはレンタルマット込みだったこともあり、携帯性は必要なく、自宅練習用として良いものを求めました。最初の投資は必要でしたが、それから今まで10年以上、ヨガマットジプシーをすることなく、中途半端なものを買い替えて無駄に枚数を増やすことなく、へたり知らずの「ブラックマット」一枚を愛用し続けています。

持ち運びが必要な時は、980円のヨガマットをずっと使用していましたので、用は足りてはいましたが、980円のマットがちょっと恥ずかしくなってきたので、トラベル用を購入しようと思い、マンドゥカ「エコスーパーライト トラベルマット(1mm)」7,560円(税込み)を購入しました。こちらは、折りたたんでバッグに入るし携帯性はバツグンで旅行やパークヨガなど、遊びのシーンでは重宝しましたが、ヨガのワークショップや単発講座など、スタジオの床に敷いて使うには、その日一日だけと言っても、薄すぎて、おしりや床にあたる骨が痛くて、我慢ならず、不都合でした。

そしてしばらくは、必要な時はレンタルマットをその都度借りようかと思いましたが、都内スタジオのレンタルマットは200円~300円する場合があります。10回借りたら3,000円、20回借りたら6,000円、と思ったら、持ち運び用のヨガマットを購入したほうが、後々には安上がりであると思い、吟味した結果、性能・携帯性・価格のバランスの取れたマンドゥカ「エックスヨガマット」当時8,640円(税込み)を購入しました。「グリップ力」と「弾力性」を値段で妥協すると痛い目をみるのがわかっていたので、なるべく安く抑えたかった中で、この選択になりました。結果、この値段でこの品質は正解であったと思っています。とても使い勝手がよく、使用頻度が高く、元は取れたと思っています。

メインのマイヨガマットは、すべてマンドゥカを購入しましたが、実はこれ以外にインストラクターとしての勉強も兼ねて、モノは試しで安価なヨガマットをいくつも購入して使ってみています。そして色々なヨガスタジオに実際レッスンを受けに行き、そこのレンタルマットを使ってみた、そのうえで、自分の相棒を選択して購入し、お勧めしています。

しかし、あくまで個人の感想です。お仲間のインストラクターさんと集まるとそれはそれは皆さん様々なヨガマットを、それぞれに選択して愛用しています。

皆さんもご自分にピッタリの相棒ヨガマットに出会えますように。

関連記事

PAGE TOP